こんにちは! なお(@o_nao)です。
ここ数年「ラン活」という言葉が流行っていますね。
ラン活とは
小学校入学を控えた子どものランドセルを選び、購入するための活動を指す造語。
近年は少子化による高級志向の高まりなどを背景に、ランドセル選びに力を入れる保護者が増加傾向にあることから、SNS上で生まれ、広まったとされる。
我が家も長男リュウくんが来年から1年生になるので他人事ではありません。
とは言いながら、5月ごろから始まると言われるランドセル商戦に乗り切れていませんでした。
だってね、年長さんママの忙しさったらないんですよ💦
夏祭りの係やら、卒園アルバムの係やら、来年の学童の情報収集やら。
普段の仕事や家事育児に加えてやることが多すぎる!

でも、GW前あたりからカタログを取り寄せたり、お出かけのついでにランドセルの展示コーナーをのぞいてみたりはしていたんです。
そして9月になってようやく購入に踏み切りました!
ランドセルとしてはマイナーなベネッセのランドセルです。
2020年度入学からはイオンとベネッセ共同開発したランドセルが販売されています。
もくじ
4月:まずはランドセルカタログの取り寄せから
我が家がラン活を意識し始めたのは、リュウくんが年長になった4月でした。

そろそろランドセルの情報を集めないとね。パパいくつかカタログ集めてくれない?

りょ!
というわけで、エンさんが集めてくれたカタログは次の通り
- 池田屋
- 土屋鞄
- フィットちゃんランドセル
- セイバン(天使のはねランドセル)
- ベネッセ
このうち上の4つは、「ランドセル」とGoogle検索して上位にでてきたところだそうです。
それに加え、リュウくんがやっている「こどもちゃれんじ」に広告が入っていたので、ベネッセのランドセルのカタログもついでに取り寄せてもらいました。
そして4月の中旬。各社から続々とカタログが届き始めました。
シンプルでおしゃれなのは工房系
取り寄せたカタログのうち、池田屋、土屋鞄は工房系と呼ばれるランドセルです。

工房系は質の高いおしゃれなランドセルを丁寧に作っている。その分値段もお高い…というイメージ
限定色など、人気のものは早くに売り切れてしまうみたい。
土屋鞄はその代表じゃないでしょうか。
シンプルなデザインで革の品質や作り方にもこだわっていて、いわゆる「大人が欲しいランドセル」です。
届いたカタログを見たらまたオシャレなんですよ。
イメージ写真が多くて、自分で買うならここだなぁなんて思ってしまいました。
こだわりのあるご家庭は工房系を好まれるようです。

ママ友は神田屋鞄のランドセルを買ってました
お手頃でしっかりしているのは量産系
フィットちゃんや、セイバンの天使の羽が量産系と呼ばれるランドセルです。
長くランドセルをつくってきたメーカーだけあってすごく子供に合わせて作ってあるなと感じます。
背負いやすいように動くカンなんて、その典型ですよね。
オーダーメイドでない限り、めったなことで売り切れにならないところもポイントが高いです。
ただし・・・デザインが派手なものが多い!
刺繍とかキラキラの飾りとか派手な色とか、きっと子供心をくすぐるんでしょうね。
5歳男児的には「かっこえーーー!!」ってなるんでしょう。
見れば見るほど母のHPは削られていくけどね…😅
ランドセルはシンプルが一番だよ。だって6年間も使うんだよ?
エンさんも同意見だったので我が家ではなるべくシンプルなデザインを探すことにしました。

リュウくん金色好きだし、極力見せないようにしよう・・・
ランドセルに求める機能
数社のカタログを比較してみて思ったのはたいして差がないな!ということ(身もふたもない)
それでもいろいろ眺めていると、最近のランドセルがどんな点に配慮されているかわかります。
私がランドセル購入の際に注目したのは次の4点です。
- 革の素材
- 横かけフックの安全性
- 壊れた時の保証
- サイズ
人口皮革(クラリーノ)は薄くて軽い!
牛革にするかクラリーノにするかは最後まで迷いましたが、池田屋から届いた素材の比較表を見てクラリーノに決めました。

見て!こんなに厚さが違うの
左がクラリーノ。右が牛革。
これはランドセルの重さにだいぶ差がでるよなあ…。
うちは小学校へこどもの足でも5分かからないけど軽いに越したことはない!
クラリーノなら多少雨にぬれても大丈夫だし、小学生のカバンに「時間が経つとともに出る味わい」は求めてないので牛革は却下となりました。
ちなみにコードバン(馬革)は高すぎて最初から候補に入っていません(笑)
横かけフックは、強い力がかかったら外れるようなものを選ぶ
実はここが一番ランドセル選びで重要だと思っています。
私自身そうだったけど、ランドセルの横についたフックって巾着袋ぶらさげませんか?
それが何かの拍子に引っかかってしまったら!と思うとぞっとします。
なので、ランドセルのフックはある程度の力がかかると外れるようになっているものがオススメ。
今はだいたいのランドセルがそういう仕様になっていますが、購入の時には念のため確認してみてくださいね。
6年間保証がついているか
ランドセルは6年間も使うもの。
だからそれぞれのメーカーが耐久性に十分配慮してつくってるはずです。
それでも何やるかわからないのが小学生(特に男子)。
そんな時6年間の修理保証がついていると安心できます。
修理に出している間、代わりのランドセルを貸してくれるかも要チェックです。
A4ファイルが入るか
最近の学校から配られるプリントはA4サイズが多いです。
なのでA4ファイルが入るかどうかも重要なポイント。
ただ、これはもうほとんどのランドセルが対応しています。
A4が入らないと言われていた土屋鞄もついにA4フラットファイルに対応したみたいだし、選ぶ際の基準にはならないかもしれませんが念のため。
さて、上に挙げた条件は大抵のランドセルがクリアしているのですが、その中で我が家は池田屋とベネッセに狙いをしぼりました。
この二つのメーカーに感じた特徴は次の通りです。
池田屋のいいところ
故意による故障でも無償で修理
6年間の保証は大抵どこでもやってるのですが、ここは「故意による」ものでも無料で修理してくれるんです!
池田屋の子ども思い保証は安心の無料対応。壊れていれば理由を問わず、すべて無料で修理させていただきます。
すごくないですかこれ?
このサービスをやっているのって池田屋以外見たことないです。だいたいが「有償の可能性もあります」と書いてあるんですよね。こどもがランドセル乱暴に扱うだけじゃなくて、お友達とふざけてて壊れてしまったりしても直してもらえる。
もう一度言います。すごくないですかこれ!?
安心して学校に送り出せるわ、と思うのは私だけじゃないはず。
ギボシベルト
池田屋のランドセルって見た目にすごく特徴があるわけではないんですが、この「ギボシベルト」はめずらしい!
池田屋ランドセル [951] ツヤ消しクラリーノ シンプルステッチ / A4フラットファイル対応 / 6年保証 / 無料修理 / 日本製 / 軽量 / 防水 / 大容量
普通の金具のように体に触れないから痛くない、とうたっていますが個人的にはスッキリしたデザインになるのが魅力だなと思います。
池田屋ランドセルの気になるところ
素材選びに要注意
ママ友情報で池田屋のクラリーノは安っぽく見えると聞きました。
素材表をみると確かにつやがなくてマットな感じがします。(クラリーノってもともとそういうもの?)
実物は展示会か資料取り寄せ時に入っている素材表で見てみてくださいね。
ベネッセランドセルのいいところ
細かい配慮がされた前ポケット
ベネッセのランドセルはたまひよSHOPというサイトで販売されています。
キャッチコピーは「わすれまセブン!」 忘れ物をしないようにということで各所にアイデアがこらしてあります。
その中でも特徴的なのは前ポケット。
普通はこの場所、ポケットが1つしかないのですがベネッセは4つある!
- お手紙ポケット
- 筆箱ポケット
- 鍵ポケット
- 大事なものポケット
私が子どもの頃は、ランドセルの前ポケットって何もいれてなかったです。(使い道がなかった)
でも、こんな風に細かく分かれていれば使い勝手がよさそう!
個人的には鍵の収納場所があるのがいいなと思ってます。
鍵ってカバンの中ですぐどっかいっちゃうの、私自身が痛感しているからね。
他社のランドセルの前ポケットにも鍵をつける金具があるものもあるんですが、ベネッセはなんとスナップボタン式で取り外せます!
習い事のバッグに付属のキーホルダーをつけておけば、そちらに付け替えることも可能。これは便利!
あとはかぶせの裏側の時間割を挟み込む部分に放課後の予定を書くスペースもあります。
曜日ごとに習い事や学童にいくときに役立ちそう。
ちょっとした工夫だけど、よく考えられてますよね。
ベネッセランドセルの気になるところ
価格が他のランドセルに比べて高い
クラリーノ素材なのに牛革と同じくらいします…。
ベネッセ商品はランドセル以外にも愛用していて、デザインや細かい工夫がされていて大好きなのですが、割高なのは否めない…。
価格を重視するならベネッセは除外されますね。
次男ヨウちゃんのおむつ用のうんちヘラも途中から購入しなくなりました。
リュウくん、自動ロックにロックオン
池田屋にするかベネッセにするか悩んでいたあるとき、遊びにいったデパートのおもちゃ売り場の近くにランドセルがたくさん並んでいるのを発見。

リュウくん、ランドセル背負ってみない?

えー…(ホントはおもちゃで遊びたい) うん、いいよ!
というわけで、一番近くにあったランドセルを背負ってもらいました。
なんだかんだで嬉しそうに鏡を覗き込むリュウくんを見て、私たち夫婦もニコニコ。

やっぱり黒がいいかな~

本人も気に入ってそうだしいいんじゃない?
と話していると、突然リュウくんのテンションがあがりました。

ママ! これみてかっこいい!!!
それはランドセルの自動ロック機能。
かぶせを閉めて金具をグッと押し込むと、自動でロックがかかります。
これがツボに入ったらしい。
大騒ぎするリュウくんをなだめてその日は帰りましたが、よくよく考えれば彼がランドセルに対する要望を出したのはこれが初めて。
それまでは色も

(ママの言う通り)黒がいい~
刺繍も

(ママの言う通り) ない方がいい~
と言っていたのでここまで食いついたことにちょっとビックリでした。
これは希望を叶えてあげないとな…と思った時点で、池田屋は候補から消えました。
そう、池田屋のランドセルは自動ロック機能がなかったのです!😫
展示会で実物をみた結果、ランドセルはベネッセに決定
気持ちはだいぶベネッセに傾いていたものの、やはり購入前に実物をみたい!ということで展示会にいってきました。
当日は台風が迫っていたこともあり、ほとんど人はおらず4~5家族が来ているくらいでした。
早速気になっていた前ポケットをチェック。思ったより厚みがあるなと感じました。
側面に特殊な補強材が入っているとのことだったので、上半身をあずけるつもりでぐ~っと押してみましたがびくともしませんでした。
本人も黒いランドセルを背負って嬉しそうだったので、リュウくんのランドセルはベネッセで確定しました。
デザインの指定
ベネッセのランドセルは大きく分けて2種類あります。
- プレミアムオーダーモデル:色やデザインを自分でチョイスできる
- デザイナーズセレクトモデル:おすすめの組み合わせでの販売
ちなみにデザイナーズセレクトモデルのほうが若干安いです。
その代わり注文締め切りも早い。(2018年9月6日現在、すでに受付終了しています)
プレミアムオーダーモデルはさらに2つに分けられていて「わすれまセブン」に二つのサイドポケットをプラスした「わすれナイン」も売られています。
前者は68900円、後者は73800円。
サイドポケットは不要と判断したので、うちはわすれまセブンを購入です。
たまひよSHOPのランドセルページでプレミアムオーダーモデルのオーダーシミュレーションページでイメージをつかみながら注文へ。

リュウくん一緒にランドセル確認しよう

わーい!
と、ここでリュウくんが今までの発言を覆す!

リュウくん、まわりは青がいいな
ふちまき部分はネイビーをご所望です。
母は全部黒がかっこいいと思うんだけどな、と言ってみるも、青!と譲らないので結局ふちはネイビーになりました。
刺繍はいらない、という主張は変わらなかったのでほっとしつつ作ったランドセルがこちら。

いいんじゃない? ふちのネイビーもかっこいいね!
とパパにも褒められご機嫌なリュウくん。

自動ロックのやつにした?

ベネッセのは全部自動ロックだから大丈夫だよ〜

ありがとー!✨

(素直で可愛い)
ただ一つ惜しいのは、刺繍なしを選択するとベルトの反射板が勝手に星形☆になっちゃうこと。(選べるなら反射板はユリ型がよかった)

では購入ボタンをぽちっとな(古い)
こうして我が家のラン活は無事終了いたしました。
注文時期にかかわらず、ベネッセのランドセルは翌年の3月に届きます。
それまでのお楽しみ~!
ベネッセの早期購入特典
ベネッセは早く注文すればするほど購入特典が多くもらえます。
今年はランドセルと同じ色合いのふでばこ、手さげバッグ、クリアランドセルカバー、毎日快適セットでした。
でも展示会で見た限り、ふでばこは個人で選んだほうがいい気がするし、手さげバッグはちょっと…しょぼい💦
特典のために急いで買う必要もないかなと感じました。
もともとベネッセは期限までに注文すれば手に入るので、他のランドセルとじっくり比較できるのがいいところだなと思います。
クリアランドセルカバーと快適セットは便利そうなので今回もらえることになってよかった。
まとめ
ベネッセのランドセルはマイナーなせいかあまり購入した人が周りにいなかったのですが、うちは納得して購入できました。
国産メーカーに委託しているので品質も問題ないはず。
またランドセルが届いたらレポしたいと思いまーす!
コメント
[…] 個性派? ベネッセのランドセル「わすれまセブン」を買ったよ! […]