こんにちは、なおです!
わが家のこどもたちの通う保育園では、毎年夏に保護者主催のお祭りがあります。
さかなつりやスーパーボールすくい、おかしのつかみ取りなどの出し物に加え、園から提供されるかき氷もあって、小さな園ながら毎年にぎやかです。

息子たちも楽しみにしてるんだよねー
今年は夏祭りの係をやることになったので、新しい出し物として「ワニワニパニック」を提案してみました! すると当然のことながら、言いだしっぺの私がその担当に(笑)
初めての出し物ということもあり、ネットで調べながら試行錯誤。
↑これらの番組が大好きだった世代なので、工作するの楽しかったです✂
役員さんから「来年のために作り方引継ぎして~!」と依頼いただいたので、備忘録も兼ねて作り方をご紹介します。
工作が苦手な方にもわかりやすくなるようできる限り丁寧に書くつもりですので、お付き合いくださいませ😊
もくじ
みんな大好き!ワニワニパニック
ワニワニパニックといえば、家庭用ゲームの「歯を抜く(押す)タイプ」とゲームセンターにある「ハンマーで叩くタイプ」がありますよね。
歯を抜くタイプももちろん面白いんですが、夏祭りでやるなら断然ハンマーで叩くものが盛り上がるはず!
というのも、前に通っていた保育園の夏祭りに招待されて遊びにいったときに出し物としてワニワニパニックをやっていたんです。
そこで当時4歳の長男が激ハマり‼ 何度も列に並び直して、繰り返し遊んでいました。今の保育園でやっても盛り上がりそう! 考えるだけでわくわくしてきます。
夏祭りは園児だけでなく、兄弟の子たちも来園します。ワニワニパニックだったら保育園児に限らず、小学生でもみんな好きなんじゃないかな~💖
なので、小学生に思いっきり叩かれることを想定して作らないといけません💦強度を上げるためにはどうしたらよいか?というところから検討しました。
工作の王道、牛乳パック
保育園で使っていたワニが牛乳パックで作られていたため、「牛乳パック ワニワニパニック」とネットで検索。
すると出てくる出てくる…!
牛乳パックでワニワニパニック作ってる人こんなにいるんだとびっくり😮
いくつか記事を読んでいると、どうやらワニの中には新聞紙をつめて補強するのが定番のよう。でも小学生男子の力強い一撃に耐えられるのかなあ…という一抹の不安がよぎります。で、もっと強度のある詰め物はないかと検索していたらヒットしたのがこちら。


目からウロコでした。この時点で、ワニの中に詰める物は牛乳パックに決定しました。
強度アップの秘策
ちょうどそのころ、他の係のママさんから「牛乳パックを半分に切ってワニの高さを低くすれば、さらに強度が上がるんじゃない?」とのアドバイスが✨
確かに半分にすれば叩かれてもつぶれにくいし、中に詰める牛乳パックも少なくて済む! イメージが固まってきたので、さっそく100均で材料を買ってきました。
ワニの作り方
前置きが長くなりました。では、ここからがワニの作り方です。
準備するもの
寸法や個数は私が作ったものをそのまま載せています。アレンジしたい方はいろいろ替えて楽しんでみてください
- 突っ張り棒:4本 (27cm)
- 画用紙:緑4枚。赤・黒・白を1枚ずつ。
- 緑のビニールテープ
- OPPテープ
- すずらんテープ
- 模造紙:2枚。黄緑色。
- ピコピコハンマー:2本
- キッチンタイマー:1個
家にあったもの
- 牛乳パック:12個(ワニ4匹)
- ガムテープ:布タイプ
- ダンボール:宅配便130サイズ(501×371×320mm)を1箱。
- ペットボトル:2~3本(500ml)
道具
- のり
- はさみ
- ホッチキス
- 黒サインペン
- カッター
- PC&プリンタ
ワニを作る
1.牛乳パックを縦半分に切る
注ぎ口の先がちょうど中心部分に当たるので、そこからまっすぐ下にカットしていきます。丁寧にやりたい方は、一定の間隔で真ん中にペンで印をつけて、その点を繋ぐように切るときれいに半分になります。
牛乳パックの底の部分は硬くてハサミでは切りづらいです。
反対側からも同じように半分に切っていって、底で切り目が出会うようにするとやりやすいですよ。
2.ワニの中身を作る
牛乳パック2個を写真のようにつぶします。
これも注ぎ口のところを目印に、内側に折り込むようにするときれいにつぶせます。
ここで丁寧に作業しておくと後で詰めやすくなるのでがんばって!
つぶしたら、上下の折れ曲がっている面を向かい合わせてガムテープで貼り合わせます。なるべくぎゅっとくっつけて留めるのがポイント。
3. 持ち手を作る
ワニの持ち手を作ります。
縦半分に切った牛乳パックの内側に突っ張り棒をガムテープで固定。
貼る位置があまり浅すぎても取れやすくなるし、深くすると取っ手として持ちづらいので2/3ほどの位置がちょうどいいと思います。
*突っ張り棒は最大に伸ばしてあります(長さ27cm)
4. ワニの土台の完成
突っ張り棒をつけた牛乳パックの上にガムテープで重ねた牛乳パックを乗せ、半分に切った残りの牛乳パックをかぶせます。
上からぐっと押さえつけながら、周りをガムテープで留めます。
浮いてきやすいので注意!
中身はかなりぎゅうぎゅうです。
これで力いっぱい叩かれても平気…なはず。
ついでに注ぎ口のあたりをホッチキスで留める。ここが一番力が要るかも!(浮いてくるのを防ぐためですが、固くて難しければ省略化)
これでワニの土台のできあがり。
追記
5. 画用紙を土台に巻く
緑の画用紙を250x250mmにカットします(写真はカット前の画用紙オリジナルサイズです)。
私が購入した画用紙は257x363mmだったので、縦はそのままにして257×250mmで作りました。
カットした画用紙をワニの土台にぐるりと巻いて緑色のビニールテープで留めます。
次はワニの先端部分の画用紙を織り込んでテープで留めます。プレゼントの包装のイメージ。
ここは後から口をつける部分なので、多少雑でも大丈夫🙆
完成品と並べてみるとこんな感じ↓
6. 口を作る
白と赤の画用紙をに30x250mmにします。白は真ん中あたりでギザギザにカット。下描きしてからやると綺麗にできます。
お気づきの方も多いと思いますが、これは歯になります😬
間から赤色が覗くように上下の歯を少し離して赤の画用紙にのりづけします。
乾いたら裏返してはみ出た白部分をカット。
出来上がった歯をのりで本体に張り付け。セロハンテープで留めても大丈夫です。
あとで上からOPPテープでコーティングするので、仮止め程度でOK。
7. 表情を作る
鼻の穴としわをマジックで描きます。
このあたりは作る人の個性がでるかな? 楽しんで描いてみて下さい😘
目は後から立体的に作ります。時間がなければここでペンで描き込むのもアリです。
そしていよいよワニさんの目❣
緑と黒の画用紙で作ります。黒が瞳。楕円でもまん丸でも可愛いと思います。好みに合わせて作ってみてください。
私は黒を楕円にした後に斜めに切って、怒ってる表情にしてみました。
瞳ができたら、緑の画用紙で瞳より少し大きめな円を作ります。
目のパーツは面積小さいから、気に入らなかったら作り直せます。ワニの体に乗せてみて、試しながら作ってみてくださいね。
完成したら半分に折って立ち上がるようにしておきます。
8. OPPテープでコーティング
画用紙の汚れや剥がれを防止するために、OPPテープをワニの上に巻いていきます。まずは口を固定するためにワニの側面部分にテープをぺたり。
続いて、胴体にぐるぐると平行に巻きつけていきます。
シワができちゃっても爪で空気を押し出せば大丈夫です。
というか、ゲームの最中はワニはしきりに動いているので多少の粗は気にならないはず(笑)
ダイソーのOPPテープは剥ぐときに途中で止めると跡がつくのですが(下の写真参照)、貼ってしまえば目立たなくなるのでこれも私は気にしていません。
9. 目を貼り付け
先ほど画用紙で作ったワニの目に、表と裏両面からOPPテープを貼りって周りをハサミで切り抜きます。
折り目をもう一度折ってくせづけしておくと、次の作業がやりやすいです。。
10. できあがり
ワニ本体にOPPテープで目を貼り付けます。折り目の下部分を胴体に貼り付け、裏方からも目が立ち上がるように固定します
これでワニのできあがり~💖
2匹目以降は目や口を変えて見ても可愛いと思います。
楽しみながら作ってもらうのが一番だと思うので、あまり気負わずチャレンジしてみてくださいね😉 お子さんと作ってみても楽しいですよ。
長くなってしまったので、ワニの巣穴作りはワニワニパニックを作ろうー巣穴編ーで解説します。
ではまた~!