なお(@o_nao)です、こんにちは!
2020年になってからおよそ1ヶ月。あっという間〜💦
そして2月は確定申告の季節ですね。
私は去年はふるさと納税をしていたのと給与以外の収入があったので、今確定申告のための準備をしています😵
2019年の給与以外の収入。
それはズバリポイ活!
ポイ活とは
ポイントを貯めたり使ったりして、毎日の暮らしをお得にする活動のこと。ライフメディア より
ポイ活っていうと、たくさんの人を紹介して紹介料をもらうイメージがあるかもしれませんが、それで稼ぐことができるのはほんの一部の人だけ。
私の場合は、買い物をするときにポイントサイトを経由してもらったり、通販サイトそのものからポイントをもらったりする、いわゆる「自分で稼ぐ」ことが多いです。
2018年にはポイントでおトクに電子レンジをゲットしました😊
それ以来ますますポイ活に目覚めた私は、毎日の食材以外の買い物をほぼネットショッピングに切り替え、こつこつポイントを貯める毎日を送ってきました。
するとなんと!
トータルで6桁ものポイントを稼げたんです(えっへん)
2019年にもらったポイントを集計したのでここで発表しますね。
ハピタス | 16,033pt |
ライフメディア | 29,211pt |
ポイントインカム | 28,678pt |
楽天ポイント | 165,367pt |
Tポイント | 2,751pt |
LINEポイント | 43,897pt |
合計 | 285,997pt |
はい、圧倒的に楽天が多いですね。
我が家の生活はほぼ楽天で成り立っていると言っても過言ではないほどの楽天フリークになりつつあります。

むふふ、結構稼いだなぁ😍
とウハウハしていたんですが、ふと「この収入って課税されるの?」と気になり始めました。
ネットや知人から聞いて仕入れた前情報はこんな感じ↓↓
- ポイントサイトで人を紹介してもらったポイントは雑収入
- ポイントサイトで自ら買い物などをしてもらったポイントは収入にはならない
- 楽天市場などの通販サイトで買い物してもらったポイントは収入にはならない
※買い物でもらうポイントは、企業の販促によるサービスなので収入にはならないという見解らしいです。
この考え方でいけば、私のもらったポイントはほとんどが②と③に当てはまるので、課税はされないということになります。
でも以前、ポイ活で有名なゆうさん(@yuu_kakei)が「ポイントの課税というのは非常にグレーな部分が多い」と言ってたんですよね…。
最終的には「管轄の税務署の判断による」らしいです。

実際に税務署に聞いてみないとわからないってこと?
自分から聞きに行くなんてヤブヘビ🐍のような気もするけど仕方ない!
FPのsonic先生から「確定申告の準備は早めにしたほうがいいですよ!」と言われていたこともあり、年末に税務署に質問にいってきました。
(sonic先生は私も参加しているブロガー喫茶ぽてこの顧問FPです)
そこで予習していった知識が粉々にぶっ飛ばされましたので、ここでご報告いたしまーす😂
もくじ
「個人課税相談」をしに税務署へ
2019年12月27日の午後3時。
私が住む地域の管轄の税務署にやってきました。(事前に電話で予約済み)

個人課税相談で予約しているなおです
と伝えると、すぐに担当のおじさんが出てきて、個人ブースへ通されました。
私が聞きたかったのは主に次の3点。
果たしてポイ活による収入はどういう扱いになるのか?
ドキドキしながら質問開始!
………のはずがなんと。

はあ、ポイ活…ですか?
担当の人が「ポイ活」そのものを知らなかったのです!!
ポイ活による収入は全て雑所得になる?
ポイ活という言葉そのものが通じず焦る私。
でも大丈夫。こんなこともあろうかと、ポイントサイトのHPをプリントアウトしてきていたんです!

我ながらグッジョブ!
印刷した用紙を見せながら、サイトを経由してから購入するとポイントがもらえて換金できたり、他のポイントに移行できたりできる云々を説明しました。
ちなみに楽天ポイントやTポイントなどはすぐにピンときたらしく、詳しい説明は必要ありませんでした。
自力で稼いだ分も雑収入になる?
一通り説明が終わると、おじさんが口を開きました。




雑収入は20万円を超えると確定申告をして所得税の納付が必要になります。
(細かく言えば、住民税は1円から課税されます…が、今回はそれは置いておきます)
私のポイ活はすでに28万円を超えているので所得税がかかっちゃうことに。

で、でも、知人から聞いた話では自分で買い物をしたことによるポイントは雑収入にはならないって聞いたんですが…

知り合いの方に聞いた話っていうのは当てにしないでくださいね
バッサリ
はい、そうですよね。
税務署の方の言うことが一番ですよね〜。

仕方ないかー…
肩を落とす私に、税務署のおじさんはこう続けました。
雑所得とは売上と経費の関係がはっきりしている

所得とは売上から経費を引いたものをさし、その引いた金額に税金がかかります。
ところがポイントを取得するときには明確に経費と言えるものがないそう。

確かに商品代を経費だとしてしまうと、経費>売上(ポイント)になってしまうので所得としては常にマイナスになってしまいますよね。

じゃあ通信費とか携帯の充電費用を経費にする? でもそんなの微々たるもんだし、それを引いたとしても20万は超えちゃうなぁ…。
そんな風に考えていると、税務署の方が「ちょっと待っててくださいね、調べてきます」と席を経ちました。
企業から付与されたポイントは「一時所得」!
しばらく席を外した後、慌てたように駆け込んできた担当者のおじさん。
開口一番こう言いました。

すみません、間違ってました! ポイ活による収入は「一時所得」です!!
これには私もびっくり。ずっと「雑所得になるかどうか」で考えていたからです。

一時所得ってなんだっけ?
一時所得とは、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない一時の所得をいいます。
- 懸賞や福引きの賞金品(業務に関して受けるものを除きます。)
- 競馬や競輪の払戻金
- 生命保険の一時金(業務に関して受けるものを除きます。)や損害保険の満期返戻金等
- 法人から贈与された金品(業務に関して受けるもの、継続的に受けるものは除きます。)
- 遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等
買い物してもらえるポイントは、上記の4番(赤ライン)にあたるらしい。

ポイントが一時所得だなんて初めて聞きました…
という私に、おじさんは笑顔で答えてくれました。

実はこれ、国税庁のHPに書いてあったんですよ
企業が提供するポイントプログラムの加入者(個人)に係る所得税の課税関係について
難しくて概要部分しか読んでないですが、結論として「自力で稼いだポイントは一時所得!」であるという国の見解が書かれているということ。
知らなかったー!!
ただしこれは「自力で稼いだ分」のポイントの話。
人を紹介して得たポイントやアンケートなどに答えてもらったポイントは一時所得には該当しないので雑所得になります。(ややこしい…)
※後ほど別の記事で各種ポイントを実際に「一時所得」と「雑所得」に分類してみようと思いますので、参考にしてみてくださいね。
追記楽天ポイントの分類をしてみました。
なお、一時所得にしろ雑所得にしろ、収入としてカウントされるのは換金・使用したときだそうです。
と、いうわけで最初の私の疑問に対する回答をまとめてみました。
どのサイトでもらったかではなく、どのようにしてもらったポイントなのかが重要。
- 自ら買い物や契約などしてもらったポイントは「一時所得」
- 紹介料やアンケートなどの報酬としてもらったポイントは「雑所得」
- ポイントを使用・換金した時点で収入となる
私の場合は、ほとんどが一時所得ということになりそうです!

いやー、今回は私も勉強になりました!(←本当に言われた)
一時所得は50万円以下なら課税されない!
さて、これでポイントの収入の捉え方についてはわかりましたが、じゃあいくら超えたらを超えたら一時所得は申告が必要なの?という疑問がわきますよね。
おじさん、しっかり教えてくれましたよ!
一時所得の計算方法
総収入ーその収入を得るためにかかった費用ー特別控除(50万円)=一時所得
一時所得は総収入からその収入を得るためにかかった費用を引き、さらに特別控除として50万円を引いた額。
そこに課税されることになるので、そもそもの総収入が50万円以下なら税金はかかりません!


ということは、2019年の取得ポイントが28万円(使用ポイントもほぼ同じ)だったから今年は一時所得の申告はしなくていいんだ!
まあ、総収入金額-収入を得るために支出した金額って考えると、ポイントより多くの額の買い物してるんだからこの時点で0円じゃないのって思わないこともない(ごにょごにょ)
ですが今年はどちらにしろ50万円で相殺されるので、気にしないことにします(笑)
万が一ポイ活による一時所得が50万円を超えたときにまた質問しにいこうっと。